| 第35回有機金属化学セミナー 講習会:有機金属化合物の使い方とコツ |
主催 近畿化学協会有機金属部会 共催 日本化学会近畿支部他
有機金属化学セミナーは,有機金属化合物を用いる研究に関して基礎から応用まで幅広い情報を提供してきました。今回は,講演を一つ減らし,有機金属触媒反応の基礎から,応用,展開まで含めたお話をゆっくりとやさしくしていただきます。また,トッピクスでは実際に有機金属化合物がどのように使われているかをご自分の研究を例にとって説明していただきます。これから有機金属化学に触れてみようと考えておられる若手研究者の方にはまたとない機会であり,気軽にご参加していただければと思います。
[日 時]
平成20年6月20日(金) 9:15-16:50
[会 場]
キャンパスプラザ京都 5階 第1講義室
(京都市下京区西洞院通塩小路下る・電話 075-353-9111)
<交通>
JR「京都」駅下車、中央口を出て西へ約3分。(JR京都駅ビル駐車場西側・京都中央郵便局西側)
関西大学化学生命工学部 大洞 康嗣 氏
有機金属錯体は種々の有機変換反応における触媒として幅広く用いられており,その反応機構を理解するうえで有機金属化学の基礎知識の習得は必須である。本講演では,有機遷移金属化合物の特徴ならびに18電子則,酸化数について解説した後,有機遷移金属化合物の基本的な素反応(酸化的付加,還元的脱離,配位,挿入,β−水素脱離,トランスメタル化等)について講義する。さらに,工業的に利用されている均一系触媒反応である,ワッカー酸化,モンサント酢酸合成を例に示し,触媒サイクルを用いたこれらの反応機構について学ぶ。
京都大学大学院工学研究科 杉野目 道紀 氏
遷移金属触媒存在下における有機ハロゲン化物の反応のうち,鈴木−宮浦,檜山,あるいは熊田−玉尾−Corriuカップリングなどと称され頻用される有機金属化合物との炭素−炭素結合形成反応に加え,Buchwald-Hartwig反応として注目される炭素−酸素および炭素−窒素結合形成反応やその関連反応について解説する。特に,有機塩化物やスルホナートの利用,sp3炭素でのカップリングなど最近のクロスカップリング反応の急速な進展を支える新触媒,新反応剤について紹介する。
京都大学大学院理学研究科 白川 英二 氏
アルキンやアルケンのような不飽和炭化水素に水素?金属結合や炭素?金属結合を付加させる反応を,ヒドロメタル化あるいはカルボメタル化という。生成物であるアルケニルメタルやアルキルメタルをクロス・カップリング反応を始めとする様々な官能基変換反応に利用できるので,有機合成上極めて有効である。本講演では,遷移金属触媒を用いる反応を中心に解説する。
大阪大学大学院基礎工学研究科 真島 和志 氏
オレフィンの骨格を組み替えるメタセシス反応は,金属カルベン種とメタラシクロブタンを経る反応機構である。ルテニウムなどの後周期遷移金属カルベン錯体を触媒とすることにより、有機合成への実用的な応用が大きく発展した。また,高分子合成においては,開環メタセシス重合がある。これらの反応の最新の研究例を含めて紹介する。
東京大学大学院薬学系研究科 柴崎 正勝 氏
我々の研究室では様々な二中心不斉触媒の創製を基盤とし,タミフル等の医薬を中心とした生物活性物質の合成を中心的な研究課題としている。これまでの二中心不斉触媒は主に希土類とアルカリ金属から構築されていたが,最近では遷移金属と希土類への展開が可能となってきている。今回の講演では,本二中心不斉触媒の創製と医薬合成への応用を紹介する。
| 参 加 費 |
テキスト代・ 消費税を含む 有機金属部会法人会員 15,000円 、大学官公庁所属会員 10,000円、 共催団体会員 25,000円、一般 35,000円、 学生 5,000円 |
| 申込締切日 | 6月4日(水) 定 員 120名 |
| 申込方法 |
下記申込書にてお申込の上、参加費を送金して下さい。
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| 申込先 |
〒550-0004 大阪市西区靭本町1丁目8番4号(大阪科学技術センター6階)
近畿化学協会有機金属部会 電話 06-6441-5531 FAX 06-6443-6685 e-mail:csjkinki@kinka.or.jp |
| 氏名 | 会員資格 | ||
| 勤務先 | 部・課名 | ||
| 連絡先 | 〒 |
TEL | |
| FAX | |||
| 送金内容 | 円 月 日送金 請求書 要( )・不要( ) |
( )銀行振込 | |
| ( )現金書留 | |||