近畿化学協会

触媒・表面部会要綱 (2018年4月1日改正)

目的

 基礎化学工業は言うに及ばず、医薬、農薬、機能材料等ファインケミカル産業、更に自動車、 電子、電気産業の各分野での触媒の役割は益々増大している。また一方、表面に関与する吸 着、接着、潤滑、洗浄コーティング、エッチングなどの操作領域はあらゆる産業分野に及び、その 重要性は日を追って増加の一途をたどっている。本部会では、触媒化学・表面科学ならびにこれ を利用する周辺工業の発展に寄与することを目的とする。

 その目的を達成するため下記の事業を行い、産・学・官界それぞれの研究者、技術者の相互 連絡を保ち、国内・外における新知識、新情報の普及と交換を計る。


1) 例会・・・・・年2回開催。非公開で参加費無料。

  国際的あるいは国内的にホットな話題を取り上げ、サロン的雰囲気で、話題提供と懇談を行い、
  会員間の親睦を深める。

2) Osaka-Kansai International Symposium on Catalysis(OKCAT)・・・・・年1回開催。
  アジアの先端研究者のシンポジウムとして、講演会とポスター発表会を開催する。

3) 本部会が主催のセミナー、講習会などの催しに会員価格で参加できる。

4) その他・・・・・必要に応じて、他学協会との共同主催によるセミナー、見学会等の開催を行う。

組織

 触媒の化学・表面科学およびその応用に関心のある会社・事業所〔法人会員〕ならびに大学・ 官公的機関の研究者〔学識会員〕をもって組織し、近畿化学協会の専門分野として、その性格は 非公開とする。

部会員の資格は、近畿化学協会の会員(特別会員または正会員)でなければならない。

部会費

本部会の経費は法人会員の会費ならびに寄付金による。

法人会員会費は、年間1口20,000 円とする。 (例会は1口につき1名は無料〈2名以上の場合は実費〉)

会計年度は、毎年4月に始まり、翌年3月に終わるものとする。

役員

近畿化学協会会長の委嘱により、部会長1名、幹事若干名を置く。

役員の任期は1年とする。ただし、重任は妨げない。

幹事会は部会長ならびに幹事をもって構成し、本部会の諸事業計画を遂行し、その運営を計る。