第20回研究会

主催 近畿化学協会合成部会ロボット・マイクロ合成研究会             
日時 平成15年4月14日(月)13:30〜18:30           
会場 大阪科学技術センター 7F 701号室              
     大阪市西区靭本町1−8−4 電話 06-443-5324       
交通 地下鉄四ツ橋線「本町駅」25番・28番出口を北へ約7分       
   または同御堂筋線「本町駅」2番出口を西北へ約10分(うつぼ公園北詰)



─講 演─


1.「企業における自動合成」(13:30〜14:30)
              山田 昌樹 氏(田辺製薬(株)創薬研究所医薬化学ユニット)
 製薬企業における研究開発部門の使命は,継続的に新薬を上市することである.競争が激化した今日,研究効率の向上が各社の最大の課題となっている.その一環として,弊社でもコンビケム技術の導入や合成/精製の自動化に積極的に取り組んでいる.機器を導入した後,実際に成果を出すまでの過程において直面した様々な問題を紹介し,機器と研究員の関わりを含めた話題を提供した.

2. 「マイクロ流体デバイス内の移動現象」(14:35〜15:35)
              西村 龍夫 氏(山口大学工学部機械工学科)

 マイクロデバイス内で生じる流体現象,界面現象などについて解説した.

3.「マイクロ化学プラントの設計と制御」(15:40〜16:40)
              長谷部 伸治 氏(京都大学大学院工学研究科化学工学専攻)
 マイクロディバイスを組み合わせて生産のためのプラントとするためには,その設計・制御論が必要であるが,そこには従来の化学プラントの設計・制御と異なった考え方が必要となる.本講演ではマイクロ化学プラントの設計・制御において問題となる点を明らかにすると共に,今後必要な研究内容を提示した.


─ミキサー─

講演終了後、 同所702号室にて(16:50〜18:30)


─連絡先─

   〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センター6F
          社団法人 近畿化学協会合成部会 ロボット・マイクロ合成研究会
          Tel. 06-6441-5531   Fax. 06-6443-6685
          e-mail:mail@kinka.or.jp